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こどもの腰椎分離症について【1】

今回は『腰椎分離症』についてです!

まずは症状チェック☆

 

□慢性的な腰痛がある

□お尻から足にかけて痺れている

□腰を反らすと痛い

□周囲の人から坐骨神経痛と言われる

□長い距離を歩けない

 

いくつ当てはまりましたか?

【腰椎分離症】は運動に関連して発症することが多く、実はスポーツをしているお子さんに多く起こる病気です!

ジャンプや腰を捻る運動を繰り返し行うと腰椎に疲労骨折し、腰椎分離症が引き起こされます。

野球・バスケットボール・サッカーをされている方が非常に多く、その他バレーボール・柔道・ラグビー・ウェイトリフティングなど、腰を前後させたり捻ったりするスポーツをしている人に多く見られます。

13~14歳のジュニア期をピークに男子の発生率が圧倒的に多いです。

学童期のお子さんで1週間以上腰痛が続いた場合は、分離症の確率が50%あるとも言われています。

分離症の主な症状は腰痛です。

お尻や太ももに痛みが出ることもあります。

腰を後ろに反らせたり、腰を捻ったりすると痛みが出たり強くなったりします。

安静にしていると痛みがないことも多いので、分離症の発症に気付かないケースも少なくありません。

1~2週間以上痛みが続く場合は、腰椎分離症である可能性が高いです。

発症したことに気付かず放置してしまい、高齢になってから痛みが出始めるケースもあります。

分離部分の神経が圧迫されてしまうと、坐骨神経痛で腰から足にかけて痛みと痺れが出ます。

腰椎分離症を放置して、腰椎すべり症に進行してしまうと、慢性的(症状が完全されずずっと続いている状態です)な腰痛や足の痺れ等が出てきます。

腰椎分離症は放置してしまうと腰椎すべり症に状態が悪化してしまう可能性があります。

部活やクラブ活動などでスポーツをしていて腰や足に痛みや痺れがある時は迷わず家族に相談してください。

どのくらい症状が続いているのかを把握しておくと検査や治療の目安になります。

お子さんの腰痛などは、頑張った証拠であると同時に必要以上の負荷がかかり身体が悲鳴をあげているサインかもしれません!