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半月板損傷について【2】

本日も引き続き『半月板損傷』についてです。

半月板損傷の段階には3つあります

①半月板の炎症

②半月板の損傷(傷が入る)

③半月板の断裂 この3段階になります。

①・②の段階では手術はせずに保存的治療の適用です。

③の段階では手術適用の症状となります。

②段階目以降の症状では膝周辺に腫れがおき、関節内で出血(水がたまる)を起こしている状態になります。

①・②の段階では痛みがありますが、歩行は可能な状態にあります。

③段階目では損傷部位状態により歩行困難になり早期の病院への搬送が必要となります。

半月板損傷の対処法として第一選択は患部のアイシングにより関節の炎症を緩和することです。

湿布では不十分なので、まずは氷を使用して患部を冷やします。

特に発症から3~4日は炎症が治まりにくいので理想は3時間おきに20分の寒冷が理想的です。

4日目以降は筋肉の血流を向上させるため、湯船にしっかり浸かり筋肉を緩めることが必要です。

関節炎症気(発症から3~4日)に体を温めると、関節の炎症が治まっていない部分にねつが停滞してしまい、さらに炎症が増して痛みが増強します。

寒冷と温める順番、タイミングが重要です。

半月板は膝関節のクッション材になりますので発症後は荷重を控えることが炎症を早期に抑える大事な選択のひとつとなります。

階段の上り下り、下り坂のような場所はなるべく控えましょう。

理想は松葉杖を使用し荷重がかからないようにするのが望ましく、荷重痛がなくなった段階で関節可動域の向上及び首位筋肉の強化が必要になります。

日常復帰はサポーターやテーピングを使用し負荷がかからないようにしていくことが必要です。

当院では、最初に整形外科的検査を行い、症状の損傷段階を把握したうえで治療を開始します。

アイシングを行い、患部にハイボルテージ治療を用いて炎症の緩和や組織の早期再生を図ります。

重度の損傷はシーネやギプス固定・テーピングを行います。

回復具合に応じて可動域訓練・筋力増強・関節バランスの強制を行います。

スポーツをされる方には安心してスポーツができるようにテーピングも行います。

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