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野球肘について【1】

本日は『野球肩』についてです。

 

□ボールを投げると肩が痛む

□ボールを投げると肩が抜けそう

□投球後に腕~手先が痺れる

□肩を挙げると痛い

□夜中に痛みで起きてしまう

 

ご自身・お子様に上記のような症状に心当たりはありませんか??

 

野球肩には大きく分けて6つの症状があります。

〇インピンジメント症候群・・・肩を動かすと痛い

〇腱板損傷・・・肩が挙がらない・腕に力が入らない

〇上腕骨骨端線離開・・・常にズキズキした痛みがある

〇ルーズショルダー・・・肩が抜けそう

〇関節唇損傷・・・日常生活に支障・痺れ・肩が挙がらない

〇肩甲上神経損傷・・・運動後に肩から背中にかけて痺れ

 

【インピンジメント症候群】

1番多いのはこのインピンジメント症候群です。

肩関節のアライメントの不良から肩甲骨と上腕骨がぶつかり、関節摩擦を起こしてしまい炎症を引き起こす症状です。

【腱板損傷】

次いで多いのが腱板損傷です。

この症状はインピンジメント症候群の際に肩関節主要動作筋の腱が関節の間に挟まれたり、使い過ぎにより腱が炎症を引き起こす症状です。

【肩関節心唇損傷】

インピンジメント症候群と腱板損傷の2つの症状が進行すると肩関節唇損傷となります。

関節唇損傷は関節のクッション材であり、無理な動作が続く事により筋肉の腱に引っ張られてクッション材が剥がれてしまう症状です。

【上腕骨骨端線離開】

上腕骨骨端線離開は小学生~中学生の発育期に起こる症状です。

関節の成長に対して筋肉の疲労が耐えきれなくなる疲労骨折を起こしている状態です。

【ルーズショルダー】

ルーズショルダーは先天的に肩関節の靭帯や関節組織が緩く、異常に可動域の広い場合に起こります。

【肩甲上神経損傷】

肩甲上神経損傷は筋力強化(アウター)が原因により、関節の負荷が過大になり神経圧迫が強くなり痛みを出してしまいます。

 

野球肩の6つの症状をご紹介いたしました。

症状の中に心当たりはありませんでしたか?

子供の頃の怪我は、早めに治療するのが望ましいです。

成長期特有の怪我もありますので、身体が出来上がって怪我が固定してしまう前にしっかりと施術をして治してあげましょう。

次回に続く('ω')